第1章 悲劇
父、母は海賊。
それも超絶弱い。
そんな中私は戦闘技術を叩き込まれた。
何でこんなことさせるんだと思っているとある日理由が分かった。
「おい、シズ、金奪ってこい。」
「シズは言う事だけ聞いていればいいの。」
私の事を道具としてしか見ていなかった――
そこで私は両親から逃げ出そうと走ったが、掴まれた。
そして暴力を振るわれた。
それからは暴力を振るわれないよう従った。
でもある日、私は大事な取引で失敗してしまった。
「お前はもういらない。死ね。」
そう言われ、私は絶望した。
両親の醜さ、残酷さを見て私は――
両親を殺した。
そしてその首を海軍に持って行って賞金を貰った。