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花虎の尾/[DC]松田陣平

第8章 正義




検査を行い、何事もなく。

一応カウンセリングも受け、問題ないと判断され

3時には警察学校に戻っていた。




そこから鬼塚教官に報告をする。
流石の教官も気を使ったようだが、明日からまた頑張りますと言って教官室を出る



報告も終わった頃には日が暮れそうになっていた…。


教官室から部屋に戻る道中で

パタパタと歩いている5人を見つけた。





「皆ー!」

その言葉に皆ぎょっと驚いた顔をして振り返ってきた。

あまりにもみんな同じような顔をしてるもんだから



「アハハッ…皆驚きすぎ…」

私が元気そうにしているのを見て安堵したのか
皆優しい顔で出迎えてくる



伊「…郡山、おかえり。」

「ん。ただいま…」

そう伝えると近くにあった談話室に入り

皆でゆっくり腰をかける…


私の横に降谷くんが座り
私の前に陣平くんその隣に萩くん
ちょっと、外れた所で班長が飲み物買っていて
諸伏くんは私と陣平くんの間らへんに座る


なにをどう触れようかと考えていたら…

萩「ちゃんはもう大丈夫なの?」
少し心配が拭いきれてないのが伝わってくる…



「うん。綺麗さっぱり大丈夫って言う訳では無いけど…
割と冷静に入れてるし…、あの時5人がそばに居てくれたお陰だね」

無理して笑わず穏やかに伝える。

降「モールス信号を景が読み取ってくれて助かったよ」

そんなことしてたんだ…っと、少し驚く

諸「萩原が、警察学校の色んな人達に電話かけて
集めてくれたおかげで、
力じゃなくて数で制圧出来たんだよ」


そう私に説明すると少し呆れたような声で


伊「もちろん、鬼塚教官にはこっぴどく怒られたけどな」
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