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花虎の尾/[DC]松田陣平

第8章 正義



ー嫌いじゃねぇー


そんな言葉でバッと目が覚める…。

昨日の言葉が凄く嬉しくて夢にまで出てきてしまった…



「嫌いじゃないってことは好きってことだよね」


仲良く出来そうな気がしてるんるんで支度をする




ん?




好き…?







ん?







「いやいや。あくまでも友達としてだから」



唯一好きと言われたのはあの2年前の彼だけ…。
女友達には好きとか言われるが男性に言われ無さすぎて
赤くなるのが自分でも分かる…



いや。まずそもそも好きとは言われないから…


ツンケンしてた陣平くんと仲良く出来ることが
少し嬉しくて舞い上がりすぎてるのを落ち着かせる。





こんなに、友達が1人増えるだけで嬉しいものだっけ…?
なぜこんなに舞い上がっているのかはまだ自覚できないまま

準備をする。







ーーーーー
授業も終わり清掃の時間…

伊「鬼塚教場!手を休めるな!
さっさと終わらして昼食にするぞ!」


班長の掛け声でオウ!と掛け声し黙々と皆作業する



降「悪い松田、そこのちりとり貸してくれ!」


陣平くんは素直にスっと渡し

松「おうよ!その代わり後でちゃんと…


返してく零!」


ニカッと笑うのに対し降谷くんもニコッと笑顔で



降「つまらん!2点!」

と2人でハッハッと笑いあってる




仲直りしたんだ…良かった…
と安堵していたら後ろにいた萩くん達が降谷くん達をみて



諸「すっかり仲良しになっちゃったなぁあの二人…」



萩「陣平ちゃんの親友としては少し
ジェラっちまうけどな…」


そんなこと言いつつ嬉しそうに話す2人と目が合い


萩「んじゃあ、代わりにちゃんと仲良くしーちゃおっと」

ってポンッと肩に手を回される
そしてバチンっとウィンク決められると


「他の教場の女の子達に殺されちゃうので
やめてくださーい」

っとスルッと萩くんの腕から抜け出す
クスクスと笑うと振られちまった〜なんて萩くんはおちゃらける
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