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短編夢小説 【呪術廻戦/狗】
第4章 オモチャの指輪
ーーと。
そこまで考えてふと、我に返る。
何やってるんだろ。
たかがオモチャだ。
欲しくて仕方がなかったグッズでもない。
そもそもだが、おにぎRIんぐは狗巻先輩には一切関係がない。
雪はもう一度カプセルトイの機械を見てため息を吐く。ちょっと残念な複雑な気持ちに、ひとり小さく笑った。
「…帰ろ」
不意に、カプセルトイの機械が影になる。
隣りに人が立つ気配を感じた。
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