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短編夢小説 【呪術廻戦/狗】
第3章 Valentineday♡
「…いくら」
隣から、戸惑ったような声が聞こえてはっとする。
「すみ、ません…」
駄々を捏ねる子どもみたいだ。
雪は発言に素直に謝った。
狗巻先輩の顔を見る事が出来ない。
「…すじこ」
ため息混じりの声。
ーー面倒な事を言って嫌われたかもしれない。
また、涙が滲む。
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