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短編夢小説 【呪術廻戦/狗】
第3章 Valentineday♡
そのままチョコレートを片手に少しだけ辺りを探せば、狗巻先輩は案外すぐ近くにいた。
古びた木造の校舎、北側に位置して陽の光が薄い見慣れた廊下。ーー狗巻先輩は、見覚えのある補助監督の女性と向き合っている。
楽しげに狗巻先輩に話し掛ける彼女の手には、オシャレな袋があった。
なんだか、見てはいけないものを見た…、
気がして。
雪は静かに背を向けた。
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