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【OP】さよなら、My Dear

第5章 ドレスローザ


『わ、私は海軍本部中佐……私は海軍本部中佐……』
理性を保とうと何度も何度も自身に言い聞かせるように呟いたが、ショックが強すぎて何の慰めにも励みにもならなかった。
それからというもの、労働時間以外は街やファミリーのことについて調べて回ったり件の少女に危害を加えようと試みたが、オモチャのマルーにどうこう出来ることは何もなかった。
何もできないまま、無力な奴隷のまま、そうして何年も経過していった。









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