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【斉木楠雄のΨ難】鳥束だけの短編集

第15章 放課後の寄り道


放課後。部活へ行くも良し、遊びに行くも良しなこの時間、私は鳥束くんと共にオシャレなカフェへとやって来ていた。



事の発端は数十分前。
鳥束くんと二人で帰っている時の『お腹すいたかも』という私の呟きから始まった。

あれよあれよという間に寄り道をする事が決まり、到着したのはオシャレなカフェ。

こういう場所に友達と行くのは始めてな私は少し緊張していたけど、腕を引いてくれる鳥束くんに続いて私も店内に入った。

一人ではカフェに来た事あるんだけどな……。経験はあるにも関わらず緊張している理由が分からず、私は小さく首を傾げていたりする。



「名前さんは何頼みます?」

どことなく浮ついた様子の鳥束くん。私はそんな鳥束くんを微笑ましく思いながら、
「カフェラテと……このケーキ、食べようかな」
メニューに載っているチョコケーキを指さした。
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