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【斉木楠雄のΨ難】鳥束だけの短編集

第13章 君に名前を呼ばれたい


翌日+組の友達に言われた。

『昨日鳥束くんが凄く嬉しそうにしてたんだけど、名前ちゃん何かしたの?』

彼女曰く鳥束くんは相当嬉しそうにしていたらしく、理由が気になったとの事。
そこで、鳥束くんと仲がいい私なら知っているかもしれないと思い聞いてみたらしい。……何でもいいんだけど、その聞き方だと私が原因みたいじゃない?

嬉しそうにしていたのは、私が下の名前で彼を呼んだあの休み時間の直後だった。

もしかして、私が理由なのかな。

……なんてね。

結局理由は分からずじまいだったけれど、この数ヶ月後にそれが分かるなんて、この時の私は知らなかった。
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