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【斉木楠雄のΨ難】鳥束だけの短編集
第1章 Ψ高の文化祭
ケーキを食べ終わったらしい名前さんは、にこにこしながら席を立った。
どうやら満足したらしい。
……ん?ㅤ近づいてきてる?
「ありがとう!ㅤ堪能させてもらったよ。また後で時間あったら来るね!」
そう言い残して、会計を済ませた名前さんは教室を後にした。
何だか、嵐みたいだったな。
「いや……もう来ないでください……!」
思わずため息を吐く。
俺の独り言は、誰にも聞かれる事はなかった。
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