• テキストサイズ

【呪術廻戦】執愛

第2章 僕の可愛い小鳥の飼い方【五条悟】


「やああっ、や……!むり、むり……こんな、おかし……っ、なる……っ!あああっ……!」
「ああ、くそ……っ、むかつく……!こんなエロい声で鳴いて、縋り付いて、僕に犯されて、悦んで締め付けてるくせに……!」

 激しく腰を打ちつけながら、悟は忌々しげに声を上げる。
 荒々しい抽挿が繰り返され、腰が引かれるのと同時に蜜洞から粘り気の増した蜜がどろりと溢れ出した。悟に掻き回された蜜液は泡立ち、太腿を伝いシーツを汚してゆく。

「こんなに、びしょびしょになるまで感じてんのに、それでも、まだ、他の男が必要?ねえ」
「やあぁっ、むりぃ……っ、ああっ……!また、い、ぅ、イクっ、ぅ……っ、だめ、だめぇ……っ!」

 大きく傘を張った部分で腹の内側の襞を擦られたり、最奥をぐりぐりと押し付けられる度に、吸い付くように悟の剛直を締め付けて彼を離せなくなってしまう。これでは、どちらが身体を犯しているのかも分からなくなってしまうほどだった。

「ひ、ぁあっ、おく、ふかいぃ……っ!き、きちゃ、う……も、むりぃ……!また……イっちゃう……っ!」

 泣き叫ぶような声を出しながら強い快楽に揺さぶられていると、悟に頬をぐっと寄せられて上を向かせられる。情欲に濡れて怪しげな光を放っているその瞳と視線がかち合った。
 もう逃げられないということを、本能が訴えている。堕落させられた身体は抗う術を持ち合わせていないからだ。

「ほら……っ、しっかりこっち見て。オマエを抱いてるのが、誰なのか、よく見ながらイけよ」
「あっ、あああっ______!」

 低い声で囁かれたその時、何度目かももう分からなくなるくらいの絶頂の瞬間に眼球が上を向いた。
 お腹の中で悟の熱い塊が動くのを感じながらも、それを締め付けるような激しい収縮を身体が勝手に繰り出す。頭の中まで犯されたみたいに真っ白になり、その余韻に全身がヒクヒクと震えている。
 やがて、ぼんやりと霞んでゆく視界の中で悟が一瞬顔を顰め、くっ、と埋めくような声を溢したのを最後に意識が薄らと遠のいていった。
 しかし、再びパンッという乾いた音と共に最奥まで貫かれた瞬間、彼女の意識は現実へと引き戻される。


/ 53ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp