• テキストサイズ

昼時々子

第5章 さとう



はっ
(手紙が無くなってる、さすが退治人取るスピードも一流だ··!)←

「ヒヨシさん、ゆっくり食べていてください。今のうちにお風呂掃除してきちゃいますね!」

「彩華」

くるっ
「はい?」

「···嫌な所見せちゃったの··」

「ヒヨシさんが謝る事じゃありませんよ?どうしました?今のヒヨシさん、泣きそうじゃないですか」

ぐしっ
「うっ」

「あの人と同じ綺麗な顔や瞳がぐしゃぐしゃになっちゃいますよ」

「···覚悟決めたのに、全然ダメにゃ··ワシを嫌いにならないで··」

ふっ
「嫌いになんかなりません」

なでなで
「ぶみ~~····」


✿✿✿

渡された手紙の中身をワシは見なかった


ぎゅっ··
「すぅ··すぅ··」

(ヒヨシさんはロナルドさんよりも母を求めてる)
/ 59ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp