第2章 カンタレラ
「君はひとりでふたりを育てていたんだね、私がいる間だけでも沢山甘えてくださいね」
(なんか、夢でも見てるようじゃ··アヤちゃん達とは違う匂いと柔らかさ)
ぱちっ
「んみゃ!?//」
「あっ起きましたか?すみません··凄く汗だくだったみたいで起こさぬように汗を拭かせて頂き着替えも替えときました」
「な··ありがとにゃ···////(なんかいい夢を見ていたような··)」
「まだ私はやることあるので起きてますが、何かあれば呼んでくださいね」
「彩華···あの」
「うん?」
「···日出男達みたいに、添い寝してくれにゃいか···?///大人が子供みたいに可笑しいとは思うが··」
「おかしくありませんよ」
「えっ」
「大人でも時折誰かの"愛"を欲しがりますからね、眠るまで抱きしめてあげましょう」