第2章 カンタレラ
「彩華が、いると··すげぇ··嬉しいし、あったかいし···俺いい子にするから、ずっと一緒にいようよ··」
「日出男くん」
べそっべそ
「う"~~···!///」
彩華の両手が小さい俺の顔を包み
··チュ
口にやわらかいのが当たった。
「これは長期間離れる意味でもあります。このキスを忘れないでくださいね」
「は··ひゃい··///」
「まだ、日出男くんには難しい話かもしれませんが。私には貴方に似た子供を保護してるからつい··」
「それは!···俺にだけだよな!?///」
「そうですね、さてそろそろ寝ましょうか」
「俺が寝るまで抱きついていいか!?頭も撫でて!」
「分かりました、日出男くんが眠るまでちゃんと隣にいますよ」
俺は✿✿の言葉をしばらく覚えていたが
ふとした、きっかけで忘れ
新たに出会う✿✿の事を見て思い出す
それはまた違う未来の話