• テキストサイズ

セーラペルセウス(改訂版)

第3章 新しい友達


そして昼休みになり、各自の自己紹介へとなった。
お団子ヘアの月野さんはちょっとドジで泣き虫みたい。
水色が良く似合うショートヘアの水野さんは、水泳が大好きでテストはいつも満点。順位表には大気さんと並んで同等の一位だから、わたしもでも知ってるが、もう少しガリ勉ちゃんかと思ってたけど、想像と違かったには驚いた。
愛野さんは、「未来のアイドルの愛野美奈子でーす宜しく。」と語尾にハートマークで付きそう……。天然な所が月野さんと気が合いそう。
そして木野さんとは料理上手で大好きだと言う共通点があったので、意気投合。
そして最後はわたしの自己紹介になり、料理好きだと言う事しか話せなかった。
水野さんは「話しのネタに両親の話しでも良いのよ。」と言ってくれたのがきっかけで、物心ついた時から施設育ちで小学生の頃は親戚をタライ回しにされた事や、両親の名前が零と秀一しか分からないけど、探してる事を伝えた。
水野さんはごめんなさい……。と申し訳なく謝ったが、わたしは首振りありがとう。と伝えた。ずっと誰かに打ち明けたかった事だった。木野さんは両親が居ない所も同じだな。と笑って言う。
「秀麗ちゃんのご両親はきっと見つかるよ。わたしは信じてる。」
月野さんが笑顔でそう言うと本当に見つかると思えるから不思議。
/ 34ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp