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セーラペルセウス(改訂版)

第4章 いじめ


それから程なくしてスリーライツのメンバー星夜君、大気さん、夜天君とも仲良くなり学校生活が楽しくなってきた頃。
下駄箱の中に手紙が入っていた。その中身の内容は『私達の憧れのスリーライツ様と仲良く話してるのが許せませんわ。これ以上関わるのであれば、考えがありますのよ。これは警告なのでご注意を……。
スリーライツ親衛隊より』
それでも気にせずに大気さんと放課後勉強したり、星夜君とうさぎちゃんと会話をしたりと楽しんでいた。
その数日後には上履きの中に画鋲が入ってたり、下駄箱の中には鳥の死骸が入ってた事もあり、益々エスカレートしていき、クラスの中でも、うさぎちゃんと美奈子ちゃんとまことちゃん以外は、誰も関わろうとしなくなった。今までの関係が嘘みたいに……。
クラスメイトの子達とも仲良くなりつつあった矢先の出来事だったから、ショックは尚更大きい。
わたしは、放課後屋上へと向かった。
スマホを開くと遠山和葉ちゃんからメールが届いていたから見てみると、わたしを心配してる内容と近々、十番に来る事が記載されていた。
「大阪に戻りたい……。」そう呟いてもそれは叶わない事。
和葉ちゃんとは小学校と中学校は一緒で友達よりも近い存在で親友だと言ってくれた程だった。
「わたしに友達って不要なのかな……。」
「そんな事はない!俺達は秀麗と一緒に居れて楽しいぜ。」
後ろを向くとスリーライツの三人がそこには立っていた。
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