第3章 ぱ
「へっ?!私ですか?な、なんの用でしょう」
ぷっ(笑)
いきなり笑いだすスーツの人。
「もー。あいちゃんおどおどしすぎー(笑)」
あ、あいちゃん?!
ど、どこで私の名前を?!
「増田まってるんでしょ?あいつ今、告白されてるから遅れちゃうかもねー(笑)」
「あ、そうですか…。」
じゃなくて!!!!
え。何この状況。
スーツの男の人なんて机の上に座っちゃったよ?!
なんでこんなにゆっくりしてんの?!
「あっ。もしかして。俺のこと覚えてない?そっかー。まあ前と違うからねー」
というと私の近くによってくる。
「じゃあ。どうもはじめまして。北川大智(キタガワダイチ)と申しまーす。覚えといてね~。」
キタガワダイチ…。
北川ダイチ…。
北川大智…。
「ふぇっ?!えっ?!?!うそ?!あのだいちゃん?!」
「そーだよ(笑)あのだいちゃんですよ~。」