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テニプリ短編夢小説(四天宝寺中心、時々青学立海)

第11章 白石蔵ノ介とツンデレ霊能者(首なしライダー)


そして辺りが暗くなった頃、隣町の公園へ行き張り込むことにした。

白石「……本当に出るんかいな?」
謙也「出るで!……きっと!!」
白石「きっとって………ん?誰か来たで??」
気配がした方を見ると特攻服を着た女がバイクに乗ってやって来た。
謙也「なぁ……アレって暴走族っちゅー奴やろうか?」
白石「かもな…ここに居たらヤバいんちゃう……うわっ!!なんやアレ!?」
謙也「え?……くっ…首無しライダーや!!」

女のすぐ後から首無しライダーがやって来た。そして女と首無しライダーはしばらくバイクを乗り回した後、停車した。

「どう?女とツーリングしたかったって未練は無くなったかしら?」
首無し「あぁ…満足だ。あんたみたいな可愛い女とツーリングできてよかったよ。」
「ハハッ!可愛いなんて口が上手い暴走族だね!」
首無し「いや…なんちゃって暴走族なもんで。」
「あぁそっか!…成仏できそう?」
首無し「あぁ。頼むよ。」
「今度は事故って首と胴体が別にならないように気を付けなさいよ?」
首無し「分かってるよ。なぁ……生まれ変わったら俺とツーリングしてくれるか?」
「あんたの記憶が残ってて私がまだ免許返礼する年齢じゃなかったらしてあげる!」

女は首無しライダーに札を貼った。

首無し「ふっ……ありがとな。」
「三途の川渡る時はバイク降りなさいよ?#@/!,??#/&_??#…」

女が呪文を唱えると首無しライダーは消えていった。
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