第10章 財前とお隣の年下彼女2
財前「ハァハァ……」
「ひーくん?どうしたの??」
財前「ハァハァ……なんでもあらへんよ?早よ学校行こうな?」
学校着くまでに興奮してんの抑えなあかんな。
それから学校へ到着すると俺は涼子と別れなあかんのが辛いんや。あぁ…なんで俺らは同級生やないんやろ。1年と2年でなんで階がちゃうんや。一緒で良えやん…せめて俺のクラスだけでも1年と同じ階にしてほしい!!
「えっと…財前先輩!またお昼休みにね?」
財前「…休み時間の度に行ったらあかん?」
「いいけど……休み時間短いから大変じゃないの?」
財前「そんなん俺なら余裕や。」
「無理しないでね?じゃぁ、また!」
あぁ…ここが学校やなかったら抱きしめて引き止めるのに!
いや…クールな財前光で通ってる俺があかんな。んな事したらネタにされる!!
財前「またな。」
こうして俺らは離れ離れに…………今、大袈裟やと思った奴居ったらしばくで?
それから休み時間の度に俺は涼子の教室に行き、昼休みになりやっと2人きりになれた。
「ひーくん!早くお昼ご飯食べちゃおう?」
財前「ちょっと待ってや?その前に触らせてくれへん?」
一応言っておくとスケベな事しようとしてるわけやないで?
涼子不足やから触れたいだけやねん。まぁ…尻や太もも撫でたりはするけどな?
「きゃははっ!ひーくんったら〜!くすぐったいよぉ〜!」
財前「良ぇやん…ハァハァ…涼子の肌はスベスベやなぁ…」
あかん…ハァハァ言って完全にスケベオヤジやんけ。
こないなとこ先輩らに見られたら………!?
謙也「ざっ……財前!?何やっとんねん……」
1番見られたない奴に見られてしもうた……恥ずかし過ぎてもぅ生きていけへん!!
財前「……俺を殺してくれー!!」
終