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テニプリ短編夢小説(四天宝寺中心、時々青学立海)

第10章 財前とお隣の年下彼女2


「ひーくん!おはよう!」
財前「おはようさん。…行くで?」
「うん!」

今日から涼子は中学生やねん。俺と同じく四天宝寺中に通う事になったんや。

「ひーくん…じゃなかった!財前先輩?」
財前「2人きりの時はひーくんで良えんやで?」
「ん〜…でも…学校でひーくんって呼んだらダメなんでしょ?先輩呼び慣れておかないと!」
財前「……せやな。」

ホンマは学校だろうがどこだろうが涼子にはひーくんって呼んでほしい。でも…学校ではクールで通ってる俺がひーくんなんて呼ばれてデレデレしてるって知られたら……あかん!恥ずかしくて生きていけへん!!

「財前先輩?今日、部活やってるとこ見に行ってもいい??」
財前「あかん!!」
「え?なんで??」
財前「先輩らに涼子を見せたないねん。」
「…私って見られたら恥ずかしい?」
財前「ちゃう!そんなんやない!……先輩らが涼子を見て…惚れたら困るやん?」
「それはないから大丈夫だよ?」
財前「涼子メッチャ可愛いやん!絶対惚れる!鼻の下やらあらゆるところが伸びるに違いないで!!」
「………私、ひーくんがテニスしてるところ見たいのにな。」

涼子は俺の顔を見つめる。

財前「ゔっ……(可愛ぇ顔で見られたら俺のあらゆるところが伸びてまうやんけ…)」
「ひーくんのカッコイイところ…見たいな?」
財前「………じゃぁ…ちょっとだけやで?」
「うん!やったー!!」
財前「先輩らに近付いたらあかんからな?ひーくんだけを見るんやで?」
「分かってるよ!」
財前「……帰ったらチュッチュッするんやからな?」
「それはいつもやってるじゃん?」
財前「……あかん。今すぐチュッチュッしたい!!」
「ここ外だよ?」
財前「えぇやんけ。今なら誰も居らへん!」

俺は物陰に隠れて涼子にキスをした。…あかんまた興奮して息が荒くなってしもうた。
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