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テニプリ短編夢小説(四天宝寺中心、時々青学立海)

第9章 ゾンビの世界(白石、謙也)


10年後…

俺は毎月のように涼子のお墓参りをしている。
27歳になった今でも涼子との楽しかった思い出、ゾンビの世界で起きた恐ろしい光景が忘れられない。謙也も同じくゾンビの世界の事がトラウマになってしばらく鬱状態になっていた。

白石「涼子…今月は来るの遅なってごめんな?」

大学を出て調剤薬局で薬剤師として就職してからなかなか多忙な日々を過ごしているんや。でも…お前と一緒の未来を生きたかったって思うんや。

白石「涼子……俺も…お前のところ行きたいな…」
「何言ってんのよ!」
白石「…えっ?」

お墓に語りかけてると後ろから小さい女の子の声がした。なんか…涼子に似ている。

「まだ死ぬのは早いでしょうが!」
白石「………君は……まさか!?」
「蔵ノ介!また会えたね!」
白石「涼子…なんやね?」
「うん…転生するまでに時間かかって…!?」

俺は涼子の生まれ変わりのこの少女を抱きしめた。

白石「涼子…お帰り。」
「……ただいま!」



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