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テニプリ短編夢小説(四天宝寺中心、時々青学立海)

第7章 シスコン忍足謙也


「ホンマはね……謙也お兄ちゃんとお風呂入るの…別に恥ずかしくないんや…」
謙也「…え?そうなん??」
「うん……なんかね…友達がね…この前お父さんにお風呂入ろう言われたのがキモい言うててね…私がお兄ちゃんとだったら?って聞いたら…同じくらい有り得ないって…だから私変なのかなって気になって…」
謙也「……別に変な事あらへんで!仲の良い兄妹やったら風呂でも便所でも一緒にするんは当然やっちゅー話や!」
「…トイレは恥ずかしいよ。」
謙也「ん?そうか??俺は別に小便くらい見られても何とも思わんで?流石にうんこは恥ずかしいけどな!」
「普通はどっちも恥ずかしいんだってば!もぅ!!」
謙也「なんやねん…昔は一緒に便所入ってたやんけ。『夜は1人じゃ怖くておしっこできへん!』って半泣きになっとったのに…」
「それは幼稚園の頃でしょ!?大昔だし!」
謙也「まぁ便所の事は置いといて……で?風呂は別に恥ずかしくないんやな?」
「……うん。」
謙也「ほなら!明日からまた一緒に入るで!」
「でも…友達が有り得ないって…」
謙也「友達が言う事なんか気にしたらあかん!昔から言うやろ?他所は他所、うちはうちってな?だから気にせんと入ろ?……一緒に入るんが恥ずかしい思うようになるまででえぇんや。それに友達には内緒にしとけばえぇやんけ?毎日誰と入るか報告するわけやないやん?」
「………。」
謙也「な?兄ちゃん1人で風呂は寂しんや。」
「………恥ずかしくない間だけだよ?」
謙也「よっしゃー!!」

俺は嬉しさの余りベッドを飛び出して喜んだ。


翔太「(うわっ…姉ちゃんも変やけど…謙也の奴キモッ!必死過ぎやし!妹と風呂入れて喜ぶとかどんだけシスコンやねん!!)」

謙也の声がデカ過ぎるせいで隣の部屋の翔太に聞かれてた上に、しばらくの間、キモい目で翔太から見られ続けられるのであった。

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