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テニプリ短編夢小説(四天宝寺中心、時々青学立海)

第24章 白石蔵ノ介と幼い妹3


山田「……………。」
白石「あっ…すまん。早よ行こうか?」

とりあえず気を取り直して俺はショッピングモールへ向かった。

白石「おっ!!これは!?」

ゲーセンの前を通ると涼子ちゃんの大好きなキャラクターのぬいぐるみの景品を見つけた。

山田「白石君ってそういうの好きなんだ?」
白石「ん?いや?妹が好きやねん!ちょっと取りたいから待っとってくれるか?」
山田「………もぅいい!何よ!!妹妹って!!このシスコン!!さようなら!!」

山田さんは怒って去って行ってしまった。
彼女とやないけど人生初のデートが物凄く呆気なく終わってしもうたわ。

白石「あぁ…やってしもうた………うん。次に誰かとデートする機会があったら気を付けよう。」

1人で反省した俺は涼子ちゃんの為にぬいぐるみを取る方に専念する事にした。


白石「ふぅ…取るのに2000円も使ってしもうたわ。あとは…せっかく来たからスポーツ用品でも見て…それからカブリエル用のゼリーと涼子ちゃんのお土産にドーナツ買ってこう。」

買い物を済ませ家に帰ると涼子ちゃんが俺をお出迎えしてくれた。

「お兄た〜ん!お帰り〜!」
白石「涼子たん!ただいま!お兄たん居なくて寂しかったやろ?」
「ん?寂しくないよ?涼子たん友香里姉たんと遊園地楽しかった!」
白石「えっ!?そんなっ…」

俺はショックやった。絶対に『お兄たん居ないとつまんな〜い!!』ってほっぺ膨らませてぷんぷんしとると思ってたのに!!
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