第8章 後夜祭。

〜手越side〜


テゴマスで継続的にやるには
どうしたらいいのかなって
オレの右腕に相談したら、


「CHEMISTRYみたいにしたら？」


って言われて。
CHEMISTRYはどうしてるのかなって調べてみたら…


ソロをしてるときの事務所とレーベルはそれぞれで。
再結成をしたタイミングで、
『CHEMISTRY』としてそれぞれのソロとは
別の事務所とレーベルに所属していた。


なるほど。
そういうやり方もあるのかと。
早速、増田さんに相談してみたら…


「……よくわかんないから、
そういうの、てごしに任せていい？」


とかなんとか、
のんきな返事が返ってきた。


まぁ……
増田さんらしいっちゃ増田さんらしいか笑


そんな増田さんらしさに
一緒に活動していた１５年前の感覚が
急に蘇ってきたりする。


あの当時だったらイライラしてた気がするけど
今ではそれさえ大好きの理由…なのか！？笑


なんて、『サヨナラにさよなら』に
うっかり引っ張られちゃうオレは、
本当にテゴマスで歌いたかったんだなって
改めて知らしめられるわけで。


熱烈、過来感謝なわけよ。


まぁ……そもそもテゴマスは
ジャニーズ事務所所属のアーティストなわけで。


オレがテゴマスるときは
ジャニーズ事務所に戻るのが一番、
すんなりいくことはわかってはいるんだけど………。




一度離れたタレントを
（しかも、あんな離れ方…！）


また入所させてくれるほど
甘くはないよなぁ。。


そんなことを思っていたら
ジャニーズ事務所の社長から電話がかかってきた。