忍たまの世界に転生したら…戦災孤児なんですが…(恐怖)
第3章 変な奴、発見。
さて、ミヤは可愛いかと言われたら可愛いかもしれない。
だからと言って好きな訳でもない、どうせ土井先生に懐いてるし土井先生が好きなんだろうな。
「は~!よく寝た~!!」
ミヤの声だ。あぁ、そうだ。ミヤと出会い早一日。そして土井先生の家...我が家にいる、と。昨日のことは忘れよう、うん。突然告白かと思いきや嘘告なんて悪いことをする奴じゃない。きっと俺に気を使ってくれたんだろうな。優しい子なんだな。告白するのは優しいことかは知らんけど。
「おはようございます。」
襖を開けると既に朝ごはんが並んでいた。
「おはよ~、きりちゃん!」ミヤが”きりちゃん”って…嬉しいような嫌なような...
「おはよう。」
「ふふっ!朝ご飯作ったの、」
「おぉ、ありがとう。というか朝早いな...先生まだ寝てるよ~!起こさなきゃ。」