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甘い夢 刀剣乱舞

第2章 初恋2



「綺麗…。」

あの子は確かにそう言った…。

(僕が綺麗…?何を言ってるんだろう
刀剣の事綺麗って言うなんておかしい奴。)

いきなり、言われた言葉に動揺を隠せてない。自分でも分かるぐらい顔に熱を感じる。

(あぁ、もう!あの子が変な事言うから!)

今は、元の主が同じだった加州清光に本丸を
案内してもらってる。

清光の話を聞く限り、かなり広い事が分かる。

「清光、ここどんだけ広いの…。」

「文句言わないでよ〜、その内刀剣男士増えて狭くなるんだと思って!」

「そんな事言ったて…」

本当に広いんだもん…。でもそれにしたって

「綺麗だな」ボソッ

「ん?あぁ、ここの本丸?広いわりに綺麗でしょ主が毎日掃除してるもん!」

え?あの子が?

「はぁ?あの子が毎日?なんであの子が掃除するの?僕達にやらせればいいのに…」

僕が思ったことを清光に聞いたら

「俺もそう言ったよ〜、だけど」

【清光達だけにやらせるのは申し訳ないもん!私も掃除する!】

「って、言っても聞かなかったもん主」

フゥン…

「変わってるね、主なら普通掃除なんて
しないけど」

僕が思ってる事を素直に伝えたら…

「そういう人なの、体弱いのに…。」ボソッ

えっ…

「体が弱い…?」

それって…、沖田くんと一緒だ。

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