
第3章 縛られる思い

見たことない景色普段見た事はあるけど生産場所など全く知らなかったものなど色んなものに目を奪われる
ある程度見て周りぷるあさんの元へ戻ると私より少し年上ぐらいだろうか可愛いお姉さんが立っていた
プルアさんと話しているようだった
プルアさんがこちらに気づき手招きしている
走って駆け寄ると肩をガシッとつかまれて紹介された
「この子が言ってた子よ なかなかいい感じじゃない?」
「そ、そうですね 元気があり 旅するには申し分ないと思います」
頭にハテナが浮かんだ
そんなあたしをほうって話が進む
「この子を旅に出して古代の研究の手伝いもしてもらいたいのよね」
「そのーその子に許可を取ってからにしてくださいよ?」
「まあもっと大きくなってから説明するんだけどさ」
「な、ならいいんですが…」
「まあとりあえずインパに伝えといたからじゃあーね」
話が終わってしまった
プルアさんの話が終わり帰る途中
「あんたはすぐにあの町を出たいと思ってる?」
「はい!おねいさんと一緒に旅してこの世の中を見て回りたいんです」
「あんたは10歳とは思えないほどしっかりした子供だよ」
「えへ そうですか?」
「うん でもあと最低でも2年はあの街にいなよ」
「なんでですか!!」
「あと2年で状況は変わるからさ」
「???」
話をしながら帰る道のりは行きよりも短く感じた
翌朝
疲れが溜まっていたのかお昼くらいまで寝てしまった
母親に声をかけられてようやく目を覚ました
「…!」
「ふぁー おはよう…」
「疲れていたのね 今お昼よ」
「えっ!!!」
急いで着替えておねいさんのお家に行く
するとそこには友達がいた
「よっ」
「なんでここに?」
「今日はプルアさんが呼んだんだよ」
「そうなの?」
「チェッキー!」
「!!!」
プルアさんの登場に2人でびっくりしているとプルアさんが話し始めた
「あんたらには色んなことを頼んできたけどそれもこれも今日でおしまい」
「…」
「何よ その顔は」
「いやだっていきなりすぎるでしょ」
「仕方がない 昨日1晩考えたんだけどあと2年であんた達を外の世界に出そうと思っている」
「2年で!?」
「そう 2年で」
「なんで急に?」
「そんなこと言われても昨日状況が変わったのよ」
どういう事だろう昨日話しに行ったあの人たちと関係があるのだろうかと考えてるとプルアさんは続きを話した
