第2章 美美美(びびび)女学園2完!!
ーーーゴーンゴーンゴーン...
キーンコーンカーンコーン、ではない。
今日も今日とて荘厳なチャイムが鳴り響く。
ちなみに、チャイムはテキトーな時間にテキトーに鳴り響くので、授業が終わった訳でも始まる訳でもないんです。
「おっと、胸が滑っちまったぜ、ですわ」
と、大きなお乳の女子高生が、谷間でクラスメイトを包み込む。
谷間からは、白リボンをつけた生徒の頭がチラリ。
「まぁ大変、でかくて答案用紙が見えないですわ〜」
と、シャーペンを高速で動かしつつ、女の子はその乳に頭をなすりつける。
ちなみに白リボンの彼女は、進級かかけた再試を受けていたところでした。
今年も留年が確定しました。
ところで、
一方では。
「どこまで高速で舌を動かせるか、勝負ですわ!!」
と、高校生とは思えないほど低身長な少女が、ビシッと指を指す。
「はんっ!!アナタのような下等な生き物に負けるわけっ...」
と、金髪マキマキお嬢様の表情が、みるみる内に歪んでゆく。
「レロレロレロレロラロラロレロレロ〜」
「なッ...!なんていやらしい舌の動きっ...!あぁッ....!見てるだけでッ...ッワタクシッ..なんか、下半身が変にッ...ぁっ...オヤメナサイッッ!!それ以上は私ッ....!!」
ぁあああ〜〜ーーッッッ!!!と、金髪のお嬢様は昇天した。
美美美女学園は、いつもこんな感じです。
この物語に、たま〜に出たり出なかったりする学園です。
お見知りおきを♡