第3章 パーティー
夢主side
・・・・・・あれからターゲットを部屋に招き、乾杯しながら自然に情報を聞き出すよう流れを作っていった。
大体こういう男は承認欲求の塊だ。自分を認めて愛してくれる相手だと錯覚した途端に、ボロボロと話し始める。今回の男も同じだった。
『 ・・・・・・そうだったんですか。大変でしたね。でも大丈夫、これからは私がいますから。・・・ずっと貴方の味方ですよ』
洗脳していくかのように男を誘導して行く。
任務に関しては何も問題はなかった。
思ったより簡単にペラペラと聞き出せた為、そろそろ頃合い
『 ・・・ねえ、大分酔ってきてしまったの。身体が暑くて、苦しい。どうしたら治るんでしょうか?・・・・・・自分がおかしくなったみたいで
______私の事、満たしてくれますか?』
_____自然な流れにベッドに誘導する
こんな私に騙されてしまって可哀想な男
正しい道を歩んでいれば貴方も生きていられたのに
馬鹿な男だと心の中で笑いながら
その時間に、終止符を打った