• テキストサイズ

~SWEET BLACK POLICE~ 【DC:降谷零】

第14章 ミステリートレイン【2】


「私は公安警察”ゼロ”に所属する奴らに嚙みつこうとしている警察官よ。桜の紋章にかけて、哀ちゃんあなたを守り抜くことを誓います」
「陽菜さん…公安だったの?」
哀ちゃんは凄く驚いているよう。

「今まで黙っててごめんね…でもこれは私と哀ちゃんだけの秘密。ほかの皆には内緒だよ?」
「ええ、(お父さん、お母さん、お姉ちゃん…私は大丈夫。陽菜さんと戦うことにする)」
ギュッ…っと拳を握りしめ決意する哀ちゃんであった。

全てを話し終えるとドアが開き帽子をかぶった綺麗な女性が入ってきた。
「はぁい!2人も。お話は済んだかしら?」
「「?!」」
「あら、やだ。#NAME1ちゃんが可愛いとは聞いていたけど、予想以上だわ」
私の顔をまじまじと見つめてくる女性。

「えっと…どちら様で?」
「私ったら、自己紹介が遅れちゃったわね。工藤優作の妻で工藤新一のお母さんの工藤有希子でーす!!」
ピースサインをしながら話すこの女性は、あの大女優の工藤有希子さんらしい。

「でもなんで、こんなところに?私のことご存じなんですか?」
「ええ、新…コナンちゃんから聞いてね。今回、陽菜ちゃんも協力者って聞いていたから」
「(新、コナンちゃんって…アハハ)」

誤魔化し方下手くそか…と思いながら、思いがけない助っ人の有希子さんに哀ちゃんのことは後は任せてといわれ、私は車内の見回りに行くことにした。


哀ちゃんと有希子さんの部屋を後にた私は、先ほどゼロ君に入れられたメモを見ることに集中していた私は背後から来る影に気づかなかった。

NEXT…。
/ 97ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp