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~SWEET BLACK POLICE~ 【DC:降谷零】

第13章 ミステリートレイン【1】


「うわーっ!すっごーい!蒸気機関車って歩美初めて見る」
「俺もーっ!」
「大迫力です!!」
いよいよベルツリー急行に乗る日がやってきた。私は少年探偵団と一緒に東京駅にきていた。初めて見る蒸気機関車に興奮気味の子供たちをみていると穏やかな気持ちにる。
「まあ、SLなのは見かけだけ、中身は最新鋭のディーゼル機関車らいしいけどね」ケホッケホッ。

「哀ちゃん風邪ひいてるの?熱はない?」
「ええ、熱は大丈夫よ…陽菜さん。誰かさんの病原菌がしつこくて」
コナン君を見ながら嫌みのように言う哀ちゃん。
「だったら、うちで寝てろよ」
2人で話している所をみると、ますます小学生とは思えない…。

「ほーら!ガキんちょども、ベルツリー急行のオーナーである鈴木財閥に感謝しなさいよ!特別に席を取ってあげたんだから」
園子ちゃんに蘭ちゃんもやってきて子供たちに話す。
「「「はーい!」」」

「それはそうと、陽菜さん。聞きましたよ!安室さんの恋人になったって話!今日詳しく話してもらうの楽しみにしてたんだから~♡」
「そっ園子ちゃん!声が大きいです…恥ずかしいから内緒にしてたのに」
「そうなんですか?でも安室さんポアロで皆に話してましたよ?」
「え???蘭ちゃんほんとに?」
「はい…可愛くて仕方ないとか、陽菜さんを思わない日はない…とか ねぇ、園子」
「うんうん!言ってた言ってた」
なんと…。人がいないところでそんな恥ずかしいことを言っているの?安室さん…。

「陽菜お姉さん、今日はいつもと雰囲気が違ってとっても可愛いね」
私が頭を抱えていると可愛い可愛い歩美ちゃんが話しかけてきてくれた。
「ありがとう、歩美ちゃん。今日はお仕事じゃないから、少しおしゃれしてきちゃった」
「ほんと陽菜さん、可愛いです」
「普段のスーツ姿でも可愛いけど、今日の格好はさらに陽菜さんの可愛さが際立ってるわ」
「なんだか照れちゃうな…。蘭ちゃん、園子ちゃんありがとう」
あまりにも皆が褒めてくれるから段々と恥ずかしいくなってしまう。ブーッブーッ。

私のメールがなった。
「ゼロ君から?”今日も服とても似合ってる。可愛い”って、一体どこから…」
あたりを見渡してキョロキョロしているとコナン君が話しかけてくる。

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