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うちの上司は【DC/降谷】R18

第45章 二人の時間


そして覆い被さる降谷さんの両頬に私は手を伸ばした。

「そんな風に笑うのも初めて見ました。」

降谷さんは少し目を開いた。


「そう…だったか?昔はよく笑ってたんだが。」

優しく微笑んだり、笑顔を浮かべたりはすることはあっても、声を上げて楽しそうに笑う降谷さんは見たことがない。

「仕事中は…そんなに笑わないだろ。」
「私は、笑いますよ?」


「いつからだろうな…。」

降谷さんは考えながら、頬に触れていた私の手を握りしめた。

「きっと責任が増えた時からだろうな。」

昇給し、今の立場になり、部下が増え、私には想像もできない苦労や責任を背負っているに違いない。




『昔はよく笑ってたんだが。』

諸伏捜査官やじんぺーくんがいた時のことだろうか。
彼の銃弾を大切に持ち歩くくらいの関係だったのだから、きっと仲が良かったに違いない。
それに同期だったというじんぺーくん。
プライベートでも会っていたのかな…。


ーー…私の前でももっと笑ってもらいたいな。



彼らと同じような関係になりたいとは言わないけれど、私といる間は仕事を忘れて笑い合える関係になりたいー…。




私は私の上に覆い被さる降谷さんの首に手を回し、ぐっと引き寄せた。


「今日は…たくさん……。抱いてください。」


降谷さんが好きすぎてどうにかなってしまいそう。

降谷さんの唇にそっと自分の唇を押し付けると、降谷さんもふわりと笑ってくれた。


「あぁ。やっぱり二箱じゃ足りなかったか?」
「…それは多いです。」

勘弁してくれ、体力お化け。

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