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うちの上司は【DC/降谷】R18

第45章 二人の時間


降谷さんはにんまりと笑って私をぐっと抱き上げた。


「わっ!!」
「それが理由ならいけるな。」
「やっ!です!」

こんなお姫様抱っこなんてされたことないし、まず成人女性をヒョイっと持ち上げる肉体を持ってることが信じられない。

ーー…どんな筋肉っ!



「自分で脱ぐのと、僕が無理やり脱がすのとどっちがいい。」
「…べつべ……」
「はい、脱がす。」

「わっ!待ってくださいっ!自分でします!しますから!」

私の胸ぐらを両手でもって引きちぎろうとする降谷さんの手を必死で止めた。このままだと本当に服を破られそうだ。

「初めから素直になればいい。」

……。


素直にって、私が一緒に入りたいみたいじゃない。

入りたくないのに!
















■□■□■□■







ちゃぽーーん




静かな浴室に、水滴が落ちる音だけが響いた。

少し浅めに入れられたお湯は二人で入ってるせいで、胸の辺りまで来ていた。



私の背中にはぴったりと降谷さんのお腹が当たっている。



「………。」


伸ばされた綺麗な降谷さんの足の間に、私はちょこんと足を立てて座っていた。


「ふぅ。」

気持ちよさそうにしている上司。


「………。」

私は何も言わず、ただただ後ろの降谷さんに意識を集中させていた。


ーー…お尻にふわっと柔らかいナニかがあたってる!


背中には硬い腹筋。


『汗を流すだけだ』と言っていた降谷さんは本当に私にシャワーを身体にかけるだけで、すぐに二人で湯船に入った。

邪魔だろうからと、私の髪の毛は後ろにクリップでとめている。



「久しぶりに湯船でゆっくりできた。」

「わ、私は実家の温泉入ってたので。」


「いいな。だから前よりすべすべなのか?」


お腹に回された大きな手のひら。


「…っん。」

「前より柔らかい。」


だから!
それはトレーニングしばらくしてなかったから…!



降谷さんは、後ろから私の首元に唇を寄せてきた。


しっとりした柔らかい髪の毛が頬にあたり私はより一層身体に緊張が走った。

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