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うちの上司は【DC/降谷】R18

第33章 ポアロにて


「で?で?で?」

安室さんがお店から出たのをいいことに梓さんは早速私に話しかけてきた。

「怒られちゃいます。」
「えー、いいじゃないですかぁ。いつからお付き合いされてるんですか?」
「んー、半年前くらいかな。」
「どっちから告白したんですか?」
「それはもちろん安室さんです。」

本人がいないことをいいことに、好き勝手話を作っていく。
安室さんからしたんだから、私の知ったこっちゃない。


「お仕事中に知り合ったんですよね?」
「はい。でも、そのあたりは仕事なので内緒かな。」

ふふふっと笑いながら濁し、大きく繋げられたテーブルにコップを綺麗に並べていった。

「安室さんとデートとかしてたら、なんか…その…」
「…?」
「炎上というか、話しかけられません?」
「…どうして?」
「私前に安室さんと歩いてて女の人に睨まれたことあったんですよ!」
「へぇーー…」
「あっ!違いますよ!私はデートじゃないですよ!」
「分かってますよ。梓さん落ち着いてください。」
「ただの買い出しですからね!荷物多い時とかたまに一緒に行くだけですから!」
「大丈夫ですって。浮気の心配は全くしてないですから。」

浮気というかなんというかーー…。

外を箒ではいている安室さんをチラリと見た。
私の視線に気付いたのか、ガラスの向こうからこちらを見て安室さんも目を細め優しく微笑んだ。

うん。安室さんだ。
すごいな。降谷さんとはやっぱり違う。


「やだ、2人でのろけちゃって。」
「はは。」

いや、あれは『変なこと話すなよ。』という視線に違いない。

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