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うちの上司は【DC/降谷】R18

第28章 ヒミツの関係


火照る身体と顔を必死に抑えるため、何度か深呼吸をして体制を整えた。

…仕事中だっていったのに。もう。


自分から擦り寄ったことは棚に上げて、私は上司を責めた。





私は風見さんの案件をまとめろと言われたことを思い出し、必要な資料を再び探し始めた。






資料室を出て、執務室に戻ると自分の席に座りパソコンを開いた。

さっきまでなんだかイケナイコトをしてた感じがして、いつも通りのはずなのに、なんだが周りが気になってしまった。

ーー…公安だぞ。顔に出しちゃダメ。


テキパキと仕事をしている上司が目に入り、ドキドキしてしまう。





「…あれ?」

カタカタとパソコンに入力していると、横にいた高橋が急に声を上げたので、そちらに視線をむけると、高橋も私を見ていた。
高橋は眉を寄せている。

「ん?何?」
「あ、いや。別になんでも無い。」

「…?」

「あー…俺、夜から張り込みだから今から休んどくわ。お疲れ。」


もごもごと何か言った後、高橋は荷物をまとめ席を立った。


「お疲れ様。頑張ってね。」





高橋に手を振り見送ると、私は出来上がった資料を降谷さんのパソコンに送信した。

「降谷さん、あとで確認お願いします。」
「あぁ。」

そう言って机のマグカップを口にしていたので私は降谷さんの席に向かった。
そして、マグカップの中身を確認して、それを奪い取ってやった。

「…なんだ。」
「さっきも言いました。コーヒーはダメです。」
「…?」
「せっかく鉄分多めの食事を意識してるのに、コーヒーはその吸収を妨げます。」
「そ、そうか。」

「それよりこれを。ごまを実家から送ってもらったので、ごませんべいをぽりぽり食べてください。作ったので。」
「あ、あぁ。悪いな。それで缶コーヒーはダメって言ったのか。」
「?他に何かありますか?」
「いや。別に。」


ジップロックに詰められた大量のごませんべいを降谷さんの机に置くと、降谷さんは一つそれを口にした。

ぽりぽり齧る降谷さんに満足して席に戻ると、ローラさんに呆れた顔で見られた。

「なんですか?」
「いえ、ババくさいって思っただけよ。」
「ババア!?」





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