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うちの上司は【DC/降谷】R18

第28章 ヒミツの関係


私しか知らない上司の顔にドキドキしつつも、私は優しく降谷さんの胸を押した。
ーー…これ以上は本当に止まれなくなっちゃう。


「今日から降谷さんはご自身の家に帰るんですよね?」
「そのつもりだ。」
「ハロも一緒に。」
「あぁ。」


「あの…それなら……今度、私の家で…その…」

そうすれば私の家にはハロはいない。
邪魔されずに2人きりだ。


「…あー、もう。」

急に降谷さんが乱暴に抱きしめてきて驚いた。

「わっ。」
「ーー可愛い。抱きたい。」
「ふっ、降谷さんっ!」

さっきまで怒った顔で仕事してたくせにっ!

トリプルフェイスとか言われてるけど、5つも6つも色んな顔を持ってる気がするんですけど!




私の首元に降谷さんの吐息がかかり、ゾクゾクとしてしまったが、これ以上はダメ。



「…降谷さん、仕事中…だから…。」
「ん。」


小さく返事をしてはいるが、全然離れない上司。


降谷さんの髪の毛が頬にあたり、心地がよくて、私もついスリスリと頬を降谷さんの頭に撫でつけた。


ちゅっと耳の下あたりに、暖かく柔らかい唇が音を立てていく。


「……っ…」

耳は苦手。

ぎゅっと降谷さんの上着を握りしめ、鼻から抜ける声を抑えようと力を入れた。



「相変わらず耳が感じやすいな。」
「……ぁ…」

耳元で囁かれ、ゾクゾクする腰に私は座り込みたくなった。


「…ふる……んっ…」

再び口を塞がれ、息をすることもままならないほど、激しく舌を絡められた。


ーー…これ以上はもっと欲しくなる。


「……ぁ…んっ…だめ…」
「もう少し。」


キスとキスの合間に見つめ合う。











「……。」

優しく私を見ていた降谷さんが急に真剣な顔になり、私を奥にぐっと押し込んだ。


「…?」

ピシッと上着を整えると、資料室の扉の方に歩いて行った。



「降谷さん、こちらでしたか。」
「なんだ。」



入ってきたのは風見さんで、降谷さんは先程持っていた捜査資料を片手に何事のなかったように資料室から出て行った。


うちの上司は本当に切り替えが早い。

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