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うちの上司は【DC/降谷】R18

第28章 ヒミツの関係


私の後ろから缶コーヒーを奪い取ろうとするのを私は後ろに下がりながらそれを避けた。

「これはダメです。」
「なんでだ。…高橋からもらったやつだからか。」

資料室の棚にぐっと押し付けられ、それでもコーヒーをとられそうになったから私も意地になってそれを避け続けた。

「ち、違いますよっ!」
「やっぱり高橋とは付き合ってたのか。」
「違いますって。」


「…めぐみ。」

仕事中にはいつも名字で呼ぶのに、急に名前で呼ばれて、私は固まってしまった。


「仕事…中は…ダメですよ。」
「家にはハロがいる。」

降谷さんは持っていた捜査資料を棚に乱暴に置き、私の顔を覗き込んできた。

「やらなきゃいけないこと、たくさんありますし。」
「このあとすればいい。めぐみならできるだろ。」

私が降谷さんに甘くて断れないの知ってるくせに。

「…一回……すると、止まれなくなっちゃいます…。」



そう言いながら、私は降谷さんの胸にそっと手のひらを寄せ顔を上げた。


ふっと、笑う降谷さんは私の耳の辺りをサラリと撫で、

「止める必要あるか?」

と言うと、強く引き寄せられた。




「…っん…」

柔らかい降谷さんの唇が触れ、全身が痺れるみたいにドキドキした。
私は降谷さんの上着の中に手を入れ、綺麗な白いシャツを握りしめた。

ーー…やっぱり降谷さんのキスは甘くて気持ちいい。



舌を絡め必死に彼に合わせた。


ハロのいる家では甘えることは出来ても、こんなキスは出来なくて凄く久しぶりーー…。


「……っふ……はぁ…っ…」

「めぐみ…」

降谷さんの手が、お尻の下あたりを撫で始めて、私はさすがに慌てた。


「……ん…やっ…だめ…ですよ。」

止める必要は無いって言ってもキスだけだ。
ここは資料室。


「…いつ出来るんだ。家にはハロがいる。」

ゆっくり私から離れた降谷さんが少し拗ねたように言った。
仕事中に見ることはまず無い顔で、キュンとしてしまった。

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