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うちの上司は【DC/降谷】R18

第26章 あなたと共に


揶揄う降谷さんを睨みつけようと私は上体を起こし、近づいた。


顔色の悪い降谷さんを上から見下ろした。



「…今回のことで、より一層思いは強くなりました。私は貴方と共に歩きたい…と。」
「めぐみ。」
「横で支えさせてください。…と言ってもまだまだな人間ですが。」

ははっと笑うと、降谷さんは私の手を取りグッと引き寄せた。

私は降谷さんの鎖骨あたりに頭を預けるように倒れ込んだ。
その拍子に傷口が傷んだのか、うっとうめき声を上げていたが自業自得である。


「期待、してる。」


「…お医者さんの話では、術後の麻酔で今日半日は麻酔抜けずに動けないって聞いたんですけど…。」

確かに起き上がったり、歩き回ったりはできないみたいだけれど、こう言うのって手をあげたりするのも上手くできないものかと思ってた。


私の肩に手を回しぎゅっと抱きしめる降谷さんの腕の力強さに本当に驚く。


「麻酔?…あぁ確かに上手く動かないな。」



私は非常人宣言してる降谷さんの胸に手を置き、顔を上げるとじっと見つめた。




「昨日…降谷さんは『続きは必ず』って言ってたので…してもいいですか?」

そう言いながら、私はゆっくりと顔をおろしていき、優しく触れるだけのキスをした。


静かな病室。

そっと離れて、再び彼を見下ろした。

ーー…優しい目。

降谷さんは私の頬に手を伸ばし、優しく撫でてくれた。



「全然足りないな。」
「…はい。」


もう一度上司にキスをしようと、顔の横に手をつき近付いていくと、病室の外から足音が聞こえ始め、私達は目を合わせ瞬きし合った。


「病院でした…。」


私は降谷さんから離れ、慌てて布団にくるまった。


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