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うちの上司は【DC/降谷】R18

第24章 裏で


…え?

いない?

降谷さんには…え?黒田さんは?


ぐるぐると頭で考えた。

「でも…彼女は…?え?」
「…弟?じゃあ…花をなぜ伝えない?…は?弟?」

ぶつぶつと降谷さんも何かを言っていて、お互いが眉を寄せた。




「…めぐみ。」
「はいっ」


低い声で名前を呼ばれ、私は背筋を伸ばした。


降谷さんが口を開いた瞬間、降谷さんのスーツのジャケットからバイブ音が聞こえ、降谷さんは私から一歩下がりながら携帯を取り出し、画面を見つめた。



「…ちっ。」
「よびだしですか?」
「あぁ、着替えて行ってくる。」

夕方のこれから着替えないといけないってことは、きっと組織の呼び出しなのだろう。

降谷さんは眉を寄せ、携帯をしまうと私の髪の毛に手を伸ばしてきた。


「…。」
「また、話そう。」
「は、はい…。」


本当は今すぐ色々聞きたい。
なんで、家に弟がいることを知っているのか聞きたい。
なんで…今、私の髪に触れているのか……聞きたい。


「今日はもう終わりだったか?」
「いえ、風見さんに頼まれて、ハロちゃんのお散歩に。あと色々雑用とか残ってます。」
「あー、そう言えば風見に頼んでいたな。」

今日は風見さんも急用で外に出ている。
そのため朝から頼まれていたのだ。


「…もし、ハロのことが終わって用事がないなら、そのまま僕の部屋に残っててくれても構わない。」
「…っ。」


話をしようと言うことなのか、降谷さんは私の手首をそっと掴んできて、一気に体が熱くなった。

ーー…確かに話をしたい。聞きたいことだってたくさんある。けどっ



「いえ…弟が待ってるのでっ…!」
弟を理由に私は逃げてしまった。



話はしたいけれど、今降谷さんの部屋で2人きりというのはたぶん耐えられない。


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