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うちの上司は【DC/降谷】R18

第24章 裏で


「試してみるか?」

遮音用のヘッドホンを手にしながら、降谷さんは自分の銃を私に差し出した。

私はその銃を見つめた。

そして、私はゆっくりと首を振った。


「私は…こっちを使います。もう癖も手触りも…全部知ってる、公安になってからずっと一緒にいる相棒なんです。」

私は自分のリボルバーを撫でた。
浮気をしてしまうと、感覚が鈍ってしまいそうだった。


「そうか。まぁそれもいい。見せてくれるか?」

そう言って降谷さんがヘッドホンを付けたので、私もヘッドホンを付け、カウンターの前に立った。

レンコンの形のようになっているシリンダーに実弾一つ一つこめていき、まっすぐ的に向かって腕を伸ばした。
右足少し前に出し、ハンマーをカチリと下げるとまずは1発。



射撃場に銃音が響いた。


あとはオートなのでハンマーを下げる必要ない。

残り4発、的の中心に向かって放った。











「ふぅ。」

遮音用のヘッドホンを首にかけ、シリンダーを開けると薬莢をカウンター落とした。

カランっカランと響くこの音が好きだった。




「うん。見事だ。噂になるだけある。」
「ありがとうございます。」
「きっとこれはめぐみの武器になる。日頃から訓練を続けるように。」
「はい。」


前の私の家でのことがあったと言うのに、お互い普通に出来ていた。

たまに思い出してしまって、体が熱くなるのは秘密だ。




私が銃を片付ける準備をしていると、降谷さんがチラリとこちらに視線を向けてきた。

「…そう言えば家に……。」
「家?」

少し言いづらそうにするのは珍しい。
どうしたのだろうかと私は降谷さんに身体を向けた。

「いや…、めぐみは彼氏がいるんだったか?」
「へ…?」

そんな事を聞かれるとは思いもせず、間抜けな声が出てしまった。
「いや、いませんよっ。いたら降谷さんとあんな事ー…。」
するはずがないと言いかけて、私は口元を押さえた。

ーー…しまった、降谷さんにはいるのに、これじゃあ嫌味みたいじゃないか。

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