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うちの上司は【DC/降谷】R18

第18章 出会い


「わぁ、美味しい!!」
「ポアロでたまに作るやつだ。」
「ボロネーゼなのに少しクリーミー…はぁ、美味しいーー…。」
「少しだけ牛乳混ぜたからな。」
「私は和食ばっかり教わったからパスタすごい!あぁ、本当に美味しい!」
「…黙って食べろ。」

また怒られた。


しゅんとしながら黙々と食べていると、降谷さんがぽそっと話し出した。


「今度カフェオレもいれてやる。」
「…!?」
「だから、死ぬ気で練習。」
「はーい。」

今度家でもポアロで飲んでたカフェオレも飲めるなんて!
私は俄然やる気が出てきたので、パスタを急いで食べた。





二人で食卓を食べ終わり、片付けを降谷さんを任せ私はすぐに練習に戻った。


「えーっと…指をこうして。」


教わった奏法をとりあえず考えず指が動けるようになるまで、繰り返した。


「うん、いい感じだな。明日はまた違う練習方を進めるから、それまで練習してるように。来庁もしなくていいから。」
「わかりました。」
「僕はまた仕事に戻るから、また明日来る。」

「…え、まだ仕事ですか?」
「やることがある。」

こんな夜遅くまで私の練習見てくれて、食事まで…。

「明日は食事とかは宅配でもして、とりあえず練習してます。」
「冷蔵庫みたらまだ食材結構残ってたから、時間あれば僕が作ろう。」
「それは助かりますが、降谷さんお忙しいので、無理しないでください。」
「あぁ。」

降谷さんはネクタイとジャケットを持って、帰る準備をし始めた。

「見送りはいい。練習してろ。」
「はい。…あ、じゃあ!これだけ。」

私は走って寝室にいくと、小さな引き出しから鍵を取り出した。


「降谷さんにお預けします。」

手のひらの乗る私の家の鍵を降谷さんは見つめていた。

「…合鍵。」
「スペアキーです。私だって安室さんの家の“スペアキー”持ってますし。」
「そうだな。じゃあ、僕は行くよ。」
「はい、お疲れ様でした。」

降谷さんを見送り、私はすぐに椅子に腰掛けギターを構えた。

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