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うちの上司は【DC/降谷】R18

第18章 出会い


私達は降谷さんの車に乗り、私の家に向かっていた。


ーー緊張する。

だめだ。これは仕事なんだと思ってもやっぱり前のことを思い出して、降谷さんを意識してしまっていた。



「1週間後、国際テロ組織の幹部が、都内のあるジャズバーで人に会いに来るという情報が入った。」
「…はいっ。」

急に仕事の話をし始め、私は背筋を伸ばした。

「そこで情報を聞き出してもらいたい。演奏者として。」
「わ、わかりました。」

自信があるかないかと聞かれたら、はっきり言ってない。
ギターなんて全然だし、どんなお店かも知らないから、どう情報を聞き出すのかもわからない。

ーー…でも私だって公安だ。やらなくては。



「めぐみの家にギターはあるか?」

二人になると急に名前で呼ばれるから、いつもドキッとする。

「元彼が置いて行ったやつが一つあります!」
「…元彼一体何人いるんだ。」
「…えへ。仕事ばっかりでいつもフラれてばかりでしたけど。」
「あまり不特定多数の人物に家の場所がバレてるのは感心しないな。」
「去年引っ越したばかりなので大丈夫です!」
「…。」


色々付き合ってはきたが、仕事であんまり会えなかったし,浮気されて終わることが多かった。
最後の彼氏が一番長かったけど、それも浮気で終わった。

まぁ、放置するだけして会いたい時だけ会っていた私も悪い。









近くのコインパーキングに停めると、降谷さんは車の後ろからギターケースを取り出した。

「それ、降谷さんのですか?」
「あぁ、さっき家から持ってきた。」

ギター…弾けるんだ。

降谷さんが家に来るのは朝食を一緒に食べた以来だ。



「あ、あの。部屋の中に洗濯物干してるので、ちょっと待っててもらって良いですか?」

ついでに部屋を整えたい。

「…早くしろ。」
「はいっ。」

急いで鍵を開け、降谷さんにはとりあえず玄関まで入ってもらった。

急いで寝室、リビングをチェックして、変なものがないか、散らかってないから見て行った。

洗濯物はとりあえず私のベッドの上に。





「お待たせしました!」
「あぁ。」

ギターを持った降谷さんがズカズカとリビングに向かったので、私はお茶を用意しようとお湯を沸かし始めた。



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