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うちの上司は【DC/降谷】R18

第15章 寒さの中で


降谷さんからお詫びをもらう理由がわからない。
首を傾げていると、降谷さんがふふっと笑った。
まるで安室さんみたいに。


「毛利先生からの間違いのメールだったとしても、夏目を連れ出し、こんな目に遭わせてしまった。しかもこんな薄着で。」
「それは、降谷さんのせいじゃないと思いますけど…。」
「それでも、集合場所があってるのか毛利先生に確認すれば起こらなかったミスだ。」

「…。」

「夏目には何をすればいい。僕も夏目に料理でも振る舞おうか。」
「…名前。」
「ん?」

『ローラ。』って黒田さんのことは呼んでた。
私はぎゅっと身体に力を入れ、下を向き、降谷さんの胸におでこを擦り付けながら小さく呟いた。

「…めぐみって私のことも呼んでください……。」
「…っ。」

呆れられただろうか。
なんだかあの黒田さんが呼ばれて、私が呼ばれてないのか…嫌だったなんて子供みたいなこと、言えない。


恥ずかしくて下を見ていると、降谷さんが私の耳をふにっと触れてきた。

「…っ…」
「赤い。」
あんなに寒かったのに、熱く感じる。

「めぐみ。」

腰に回っている降谷さんの手が熱い。

「あっ…!や、やっぱり夏目で…!」
「めぐみ…。」

耳に触れていた降谷さんの手が頬に触れ、上を向かされた。
やっと目があった。

「…ふ…ふる………っ」
「めぐみ。」

優しく柔らかく触れる唇。
綺麗なブルーの瞳を見てられなくて、私はぎゅっと目を閉じた。

はむっと、啄むように与えられる熱に私はどうしたらいいのかわからなかった。
外の雨の音に合わせるように、降谷さんの吐息が降り注ぐ。

「…っ…」

うっすらと開いた私の唇に降谷さんの熱い舌が触れてきて、私は降谷さんの服をぎゅっと握りしめた。


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