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うちの上司は【DC/降谷】R18

第15章 寒さの中で


「…っん…」
ぐっと押し付けられ、降谷さんが上から覆い被さってきたので、私は右手を床についた。

それでも降谷さんは止まらなくて、舌を絡めてきた。

「…っんぁ…」

角度を変え、離れる瞬間に大きく息を吸う。それだけだと酸素は足りなくて、次第に呼吸が乱れてきた。

降谷さんの足の間で抱き止められ、深い深い口付けーー…。


最初は逃げてた舌も、絡み取られ吸い上げられた。

「…ッは…」
「めぐみ…。」

名前を呼ばれるたびに心臓が飛び跳ねる。
舌が絡まっていくたびに何も考えられなくなる。

力が入らなくなって、自分を支えていた右手が震えてガクンっと倒れそうになっても、背中に手が周り、舌を求められた。

あんなに寒かったのにーー…今はこんなにも熱い。


「…ぁ…んっ…」
膝の辺りを撫でられ、私は降谷さんの背中の服を握りしめた。


「…もう、寒くないか。」
「……っ。」

ゆっくりと離れ、頬を撫でられた。
私は恥ずかしくて降谷さんの胸元を見ることしかできなかった。

「…さ、寒い。まだ…寒いです。」

あまりに優しくて、気持ちいいキスのせいだ。
そう自分に言い訳をして、本当はこんなにも暖かいのに寒いふりをして、私は降谷さんの上着の中に潜り込み、手を背中に回した。


「なら…もう少しーー…。」
「…降谷さん……んっ…」

目を合わせ、名前を呼び合い、惹かれ合う。
私たちの吐息は雨に中にかき消されていったーー。



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