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うちの上司は【DC/降谷】R18

第11章 組織


安室さんについて行き、路地裏のパーキングに停められてあった白い車に私達は乗った。



「夏目のスマホもパソコンも全て監視されてる。」
「…。」
ドクンと心臓が大きく鳴った。

「夏目の部屋も可能性はゼロじゃない。見てみないとわからないが。」
「…仕掛けたのは、小井崎さんと私が追っていたあの。」
「あぁ。当時西署管内で起きたナイトクラブでの事故…として表向きは処理されたやつだ。」
「私達はあれは事故ではなく殺人とみて捜査していました。」

私がそういうと降谷さんはゆっくり頷いた。

「わかってる。防衛省幹部の息子ーー…。全てもみ消された事件だ。」



私は奥歯を噛み締め、膝に置いた手をぎゅっと握り締めた。




「今はあまり時間が取れない。詳しくはまた話そう。これを。」

そう言って一台のスマホを渡された。
私の携帯は盗聴されている。

「一人の時に僕と連絡を取るためだけに使うように。それから、夏目はこの件に関して一切捜査をしたりするな。」
「…一切ですか?」
「パソコンの送信履歴、資料、全て監視されてると思え。夏目は囮だ。」
「…おとり?」
「あぁ、資料室にこもったり、誰かと会う約束をしたり無駄にしてろ。しかし、当時の小井崎警部補の事件とナイトクラブでの事件のことは一切触れるな。何かするのではと、向こうが焦って夏目を監視しているほうが、僕たちが動きやすい。」


ーー僕たち?


「変に勘づかれると小井崎さんと同じように夏目も消されるぞ。」
「…降谷さんは彼が自殺だと思ってないんですか?」
「彼は僕が警察学校時代に、講師として一度来たことがある。良い人だったーー…。」

私だけじゃない。

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