第5章 そばにいれたら
花子 side
「アァっ…!ごめっ…ろ…くっ、もっ…ゆるしてっ…ンぁっ!」
「まだだ。」
私を攻め立てるロー君はそれはそれは楽しそうな顔をしていらっしゃる。イイところを指で弄られイキそうなると、寸でのところで止められる。何度も繰り返されるその行為に思わず涙が溢れ出した。
「ふっえぇ…ろぉくん…おねがいぃ…!」
「いいな…その顔、凄ぇ唆る。」
子供の様に泣く私をロー君はニヤリと極悪な笑みを浮かべている。ドSだ…分かっていたけど、ドSだ…!…そんなところも格好いいけどっ!
「ろーくん…もぅ、むりぃ…。」
「そうだなぁ…早くイキてぇよなぁ。」
ズブリと指を抜き私に見せ付ける様に指を開く。そしてあろう事かそのベタベタになった指を彼はベロリと舐め上げた。
「ロー君のスケベ!エッチ!止めてよ、恥ずかしい…。」
「こんなにぐちゃぐちゃに濡らしといて何言ってやがる。」
私から身体を離し上着を脱ぐとベットを下りた。余りの肉体美に恥ずかしくなり顔を手で覆っていると、ガサゴソと何かを漁る音が聞こえ指の間から盗み見る。
「?!」
「何見てんだ。」
いつの間にかデニムと下着も脱ぎ捨て丁度ゴムを付けているロー君にぎょっと目を見開く。
「え…あ…。」
「どうした、見るのは初めてじゃねぇだろ。」
いや、そうだけど!恥ずかしげも無く平然と近寄って来るロー君のそれは…。
(おっきい…?!)
ちょっと待って!マルコの時も思ったけどこの世界の人の基準ってそれなの?!それとも今までの人達が小さかったの?!…ごめんよ、マスター。
「何だ?今更怖じ気づいたんじゃねぇだろうな?」
「あ…違うけど…。」
私の足を割り開き先端を濡れそぼったそこに擦り付ける。そんな事されたら…。
「ンぁっ…」
焦らす様にジワジワと私を追い詰めてくるロー君は本当にイイ性格してると思う。時折、先端が敏感な所を掠め、ずっと寸止めされていた私はそれだけでイッちゃいそうになる。
「ろーく…もう、ほしいっ…!」
「…。」
膝を抱える様に足を開き恥ずかしいところをロー君に曝け出す。きっと私の理性は何処かに消え去ってしまっている。
「ここに…ろーくんのちょうだ…ンあぁっ!?」
私の膝裏を押さえ込むとロー君は一気に私のナカを貫いた。