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貞操観念低めな子が色んな感情をぶつけられる

第30章 Let's 就活!


出合茶屋。男女が密会をする時に利用する今で言うラブホテルの様な場所。ゾロ達が訪れた茶屋は1階は食事処になっており、そこで親密になった男女がそのまま行為に及ぶ事も珍しくない。

「…ゾロ君、何でこんな所知ってるの?」

「前に護衛したボンボンがここを使ってて知った。実際に使うのは初めてだがな。」

ジトリとした目で見つめる花子にそう伝えれば、少しホッとした様に顔が柔らかくなった。そんな彼女の表情に可愛いなと思いながら、ゾロは着物の合わせ目を大きく左右に開く。

「ンッ、やぁ…ゾロ君、痕付けないで…!」

「…何でだよ。」

「お風呂入る時、恥ずかしい…。」

大衆浴場でキスマーク等あったら風呂に入れなくなる。首筋に舌を這わせるゾロを止めると眉間にあった皺が更に深くなった。

「お前、風呂屋に行ったのか?」

「そりゃ行くでしょ。」

逆にゾロ君は行きなよと、呆れた表情をする花子にゾロの顔が険しくなる。何故、彼がそんな表情をするかと言うと"ワノ国"の風呂屋は基本混浴。権力者ともなれば自分だけの風呂場もあるが庶民はそうもいかない。花子の裸を他の男が舐め回す様に見ていたと思うと、苛立つ気持ちが抑えきれず彼女の胸元に強く吸い付いた。

「いっ…!何で付けるのっ!?」

「虫避けだ。」

ぐいっと着物をひん剥き露になった肩に噛み付きながら下着のホックを外すと、たわわに実った花子の胸がぷるりと顔を出す。

「ンァッ、んぅンッ…っ!」

ピンッと立ち上がった胸の頂を舌で転がし空いた手で片方の胸を揉みしだいていると、ピクピクと反応を見せる。

「…えっろ。」

裾の合わせ目を大きく開きゾロがポツリと呟く。曝け出された花子の肌は、薄くピンク色に染まっている。中途半端に着崩された着物も合間って、扇情的な姿にゴクリと喉を鳴らせる。

「へんっ…たいっ…!」

「そう言って、お前も興奮してんだろ?」

「んあァッ…!」

下着の上から軽く指を擦り付けると、くちゅりと粘度のある音が部屋に響く。触れてもいないのに潤いが分かる程、濡れているそこにゾロは口元をきゅっと上げ、下着を足から引き抜いた。

「凄ぇな…慣らさなくても挿れられそうだぞ。」

「んやぁっ!」

足を大きく割り開き自分の視線にトロリと溢れ出たそこをゾロはニヤリと笑みを浮かべる。

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