第26章 ハートの再会
ロー side
目の前にある花子の身体に俺ははっと息を飲んだ。2年前より丸みの帯びた身体、白くなった肌は窓から差す月の光に照らされて綺麗だった。
「…。」
「…そんな、マジマジと見ないでよ。」
恥ずかしそうに腕で隠された胸は明らかにでかくなっている。これを作りあげたのがあの野郎だと思うと無性に腹が立つ。
「隠すな、見せろ。」
「んンッ」
腕を退け胸に手を置くと柔らかく吸い付く様な肌に思わず唇を寄せた。少し強く吸えば白い肌に映える赤い跡が残る。俺のものだと言うそれに自然と口元が緩むのが分かる。
「ぁンッ、んやっ…アンッ」
暫く胸の触感を楽しんでいるとその中心がぷくりと顔を出す。構って欲しそうに主張するそれを口に含むと花子がピクンッと震えた。
「やぁっンッ、ろぉくんっ!あぁンッ」
「随分、敏感になったもんだなぁ。」
飴を舐めるみてぇに舌で転がし、空いた手で片方の頂をきゅっと摘まむと聞こえてくる甘い声。ムクムクと沸き上がる感情に任せぢゅっと強く吸えばビクンッと身体が跳ねる。
「ンッ、はぅんっ!アッ、んやっ!」
(このままイキそうだな。)
俺の与える刺激で善がる花子が可愛くて、爪で引っ掻き舌で弄くっているとビクビクッと身体を反らせ甘く果てた。
「随分、仕込まれたみてぇだな。」
「やぁ…っそんな…。」
トロンと惚けた顔で俺を見つめる瞳には恥ずかしさの中に欲を孕んでいた。そっと下着の上から撫で上げると、そこはくちゅりと音を立て濡れいる事が分かった。
「おいおい、キスと胸だけでこんなになって持つのか?」
「うぅ…言わないで…。」
花子を見下ろす俺はさぞ悪い顔をしている事だろう。顔を逸らし腰をくねらせるその扇情的な姿に身体に熱が溜まるのを感じながら、俺は花子から身体を離した。
「やめっ…?!」
「凄ぇな…脱がさなくても分かるくらい濡れてるぞ。」
花子の腰を抱え込み足を左右に割り開くとその中心は色が濃くなっていた。何度か指で往復するとくちゅくちゅと粘着質のある音にくっと喉が引き攣る。
「んやぁっ…ろぉくん、いじわるしないで…。」
「くくっ…耐え性がねぇな。」
強請る様な花子の視線に下着を脱がすと、ツゥ…と引いた糸が光っていた。