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不二周助とツンデレ少女

第21章 こんにちは!赤ちゃん


「というわけよ!薫ちゃんもバカよね〜!私なんかに頼っても何もできないのにさ?」
海堂「バカ言うな!つーか、女ならちっとは役に立て!」
「は!?女ならとかムカつくんだけど!?あんただって男なら赤ん坊の1人や2人パパッと面倒見なさいな!何の為に股間にイチモツ付いてんのよ!!」
海堂「イチモツは関係ねぇだろ!」
不二「涼子さん…そういう言い方は下品だからやめようね?……とりあえず事情は分かったよ。」
「あぁ、分かってくれた?じゃぁさ、この子何とか出来ない?さっきからグズりっぱなしでさ。」
不二「そう言われても…僕も赤ちゃんの面倒って見たことないし………」
「兎に角、抱いてみてよ?私ずっと抱きっぱで疲れちゃった。」
涼子は不二に赤ん坊を抱かせる。
不二「……赤ちゃんって…結構重たいんだね。でもなんか可愛いな…。」
すると赤ん坊は不二の胸に顔をくっつけ口をパクパクする。
海堂「…何やってんだ?」
「……分かった!母乳を求めてるのよ!…よし!周助!あんたの乳吸わせてみなよ?」
不二「は!?なんで!?」
「あんたなら母乳出そうじゃん?女みたいな顔してるし?」
不二「…顔は関係ないよ。どちらかといえば涼子さんの方が出るんじゃないの?女だし。」
「…………あぁ!!そうね!私女だったわ!やってみましょう!」
不二「えっ!?」
そう言うと涼子は自分の乳首を吸わせたのだが…
「……ギャハハハハ!くすぐったいー!!」
当たり前だが出ないしくすぐったいだけなのである。三神涼子という女は勉強は出来るが家事育児関連は基本的に知らないバカなのである。
海堂「お前バカかよ!?出るわけねぇだろ!?」
「えっ!?そうなの!?」
不二「出産経験ないと出ないんだよ?」
「マジ!?じゃぁ、なんで涼子さんのが出るとか言うのよ!ややこしいわね!」
不二「だって、まさかそんな事するとは思わなかったからさ。」
「じゃぁ…どうする?」
不二「海堂?哺乳瓶とミルクとかないの?」
海堂「…そういやベビー用品入ってるバッグがあったような…。」
「どこにあるの!?」
海堂「…俺の家。」
「なんで一緒に持って来ないのよ!」
海堂「しゃーねぇだろ!?慌ててたんだよ!」
不二「…とりあえず海堂の家に行こうか?」
3人は赤ん坊を連れて海堂の家に行くことにした。
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