• テキストサイズ

不二周助とツンデレ少女

第17章 跡部からの依頼


跡部「ご苦労だったな!ところでお前……俺の女にならないか?」
「………あの、愛人契約的な事は仕事にしてないのでお断りいたします。(突然、俺の女にならないかって…いい度胸してるわな…。)」
仕事が絡んでいるので涼子にしては丁寧な断り方である。
跡部「面白い事言うじゃねえか。アーン?愛人じゃなくて俺の本命にならないかと言ってる。」
「いやいや、私は一応周助と付き合ってますので。」
不二「一応って……跡部、僕と涼子さんは結婚を前提に付き合ってるから君とは付き合えないよ?」
跡部「アーン?お前ら付き合ってたのかよ?主人と家来かと思ったぜ?」
不二「家来とは随分と失礼……!?」
「ちょっとアトム君!周助に向かって家来はないでしょうが!!」
涼子は不二の反論を遮る。
不二「涼子さん…。」
「周助は私の助手よ!!」
不二「………あんまり嬉しくないな。」
「だって助手やってくれてるじゃん?」
不二「愛する旦那様って言ってほしかったな。」
「まだ結婚してないでしょ?」
不二「僕が高校卒業したら即結婚するよ?」
跡部「おい!俺様を無視するな!それと…俺様はアトムではない!跡部景吾だ!!」
「あれ?アトムじゃないの??会社やってるとか言うからあのア◯ムグループの関係者かと思ってたんだけど…。」
不二「あぁ…だから涼子さん乗り気で仕事引き受けたんだね。」
「うん。謝礼+ただ食いできるかと思ったのに〜!!」
涼子が思っているア◯ムグループとは飲食業を主にやっている会社である。
/ 357ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp